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前田病院 尿路結石粉砕センター
診療時間診療案内泌尿器科とは外来担当医

泌尿器科とは?

 

 泌尿器科とは、尿路系(腎臓、尿管、膀胱、尿道)、男性生殖器系(精巣、精管、精嚢、前立腺)の疾患を主に診察・治療する診療科です。しかしながら、日本における歴史的背景(皮膚科から性病を主に扱う皮膚泌尿器科として独立した)から「泌尿器科」=「性病科」と思われている方々もいらっしゃる様です。勿論、性行為感染症は泌尿器科で扱う重要な疾患の一つではありますが、後述させて頂きます様に、それ以外にも重要な諸疾患を扱っております。

 その代表的なものに、前立腺疾患があります。高齢化社会を迎え、前立腺肥大症・前立腺癌の患者さんが増加しております。欧米男性における前立腺癌の発生率は全癌患者中第一位であり、近い将来わが国においても前立腺癌は男性の癌の首位を占めるものと考えられています。また、癌以外でも前立腺肥大症・過活動膀胱などによる「尿が漏れる」「尿が出にくい」「尿の切れが悪い」「トイレに行く回数が増えた」などの症状を持つ人が増えてきています。高齢化社会に伴い、泌尿器科医の果たすべき役割はますます大きくなっています。

泌尿器科であつかう主な病気

(1)尿路結石

 腎結石、尿管結石、膀胱結石などです。5mm以下の結石は自然排石が期待できますが、自排困難なものは手術的治療を行う事になります。

(2)尿路性器の腫瘍

 前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌、腎盂尿管癌、精巣腫瘍、陰茎癌、副腎・後腹膜腫瘍が主なものです。
前立腺癌は泌尿器科の中で最も多い癌です。癌の診断がついた場合、年齢や併存疾患を考慮し、ホルモン療法や放射線療法、手術療法など適切な治療方法を選択します。
血液中の前立腺特異抗原(PSA)という腫瘍マーカーの測定および前立腺生検などにより早期発見に努めています。

次いで多いのが膀胱癌です。通常、まず内視鏡手術を行い、癌細胞の顔つきや深さを調べます。その結果で、膀胱内に薬を注入する膀注療法や、膀胱全摘除術や、抗癌剤動脈内注入 + 放射線治療などを考えます。

  精巣腫瘍は全体数は多くありませんが、10歳代後半から30歳代までを中心とした若い男性に見られる癌です。この癌は抗癌剤が非常に有効で、すでに転移が存在した場合でも抗癌剤と手術の組み合わせで根治することもしばしばあります。

(3)排尿障害

 代表的なものは前立腺肥大症であり、ほかに神経因性膀胱、過活動膀胱、これらによる尿失禁などがあります。前立腺肥大症は中高年の男性の殆どの人がかかる良性の病気です。内服治療が中心ですが、効果が不十分な場合手術療法も選択されます。手術を要する場合でも殆どの人はお腹を切ることはなく、内視鏡手術で治療しています。

  神経因性膀胱というのは、膀胱に分布する神経の障害のために発生する排尿障害の総称です。脳卒中、脊髄損傷、糖尿病、骨盤内の大手術などが主な原因です。尿流動態測定や残尿測定を行い、どんな治療法が良いのかを検討します。

 咳やくしゃみ、運動などお腹に力がかかると尿が少し漏れるタイプの尿失禁を腹圧性尿失禁といいます。中高年の女性に多い病気です。程度が強い場合には、膀胱・尿道の角度のずれを見る簡単な検査も行い手術も考慮しますが、多くの例は簡単な内服治療・骨盤底筋体操で軽快します。

(4)炎症性疾患

 腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、尿道炎、精巣上体炎などです。通常は抗生物質の内服のみで治ります。症状の強い場合は入院が必要となる場合もあります。

(5)先天性疾患

 包茎、停留精巣、陰嚢水腫、膀胱尿管逆流などです。

(6)ED

 勃起不全に対しては、効果の優れた薬剤が相次いで開発されております。EDの原因検索については、種々の検査が必要な場合もあります。

(7)その他

 泌尿器科疾患全般について治療を行っています。

こんな時は泌尿器科へ

(1)血尿が出た

 泌尿器科的疾患である、尿路結石、尿路癌、尿路感染症などと、腎臓内科的疾患である腎炎などが考えられます。血尿以外にどんな症状があるのか、尿の中にどんなものが混じっているのか、血液検査に異常がないか等を外来で調べて検査を進めていきます。この中で特に注意を要するのは「尿路癌」です。尿路の癌の初期には血尿以外にほとんど症状はありません。しかも血尿はしばらくすると止まってしまいますが、忘れたころに再び血尿が出てきます。他に症状がなく血尿も続かないためについ泌尿器科を受診するのが遅れてしまいがちです。

  自分でみてわかる血尿(肉眼的血尿)があった場合は、何らかの病気が存在している可能性が非常に高いとされています。また、健康診断や人間ドックで指摘された「尿潜血」「顕微鏡的血尿」の場合も尿路の癌の可能性がないとは言えないので泌尿器科の受診をお勧めします。

(2)尿の勢いが悪い、回数が多い

 これらは、「年のせいだから。。。」とあきらめてしまっている方々も多い様です。
「尿の回数が増えた」「尿が出るまでに時間がかかる」「尿の勢いが弱い」「尿が漏れる」「尿を出すとき痛い」などの症状があるときは膀胱から下の尿路、つまり膀胱、前立腺、尿道の病気が考えられます。このなかで中年以降の男性に多いのが前立腺肥大症です。最初は「尿を出しても残った感じがする」「夜中に排尿のために起きる回数が増えた」「尿の勢いが悪くなった」という症状ですが、放置すると残尿(排尿したあとに膀胱に残る尿)が増え、尿が漏れ始め、さらには尿が出なくなり、尿毒症になってしまうこともあります。また、前立腺癌でも肥大症と同じ排尿異常を初発症状とすることも多く、症状からはこの両者を区別する事はできません。前立腺癌の診断には、PSAというすぐれた腫瘍マーカー(血液検査)が存在し、早期発見、早期治療が可能になっています。50歳以上の男性では、年に1回程度のPSA検査が推奨されています。

(3)脇腹がたまらなく痛い

 突然、腰から脇腹にかけて激痛が起こったら、しかも痛みが左右どちらかに偏っていたら、尿管結石の可能性が高いと思われます。これはすべての病気の中でも一番痛い病気だと言われています。外来で尿の検査で血が混じっていないか、レントゲン検査で結石が写っていないか等を調べます。とりあえず、痛みをとって、結石の大きさと場所、腎臓の機能を調べてから治療方法を選択します。尿路結石は繰り返す傾向がありますので、再発させない注意も必要です。

(4)陰嚢が腫れてきた

 陰嚢内の臓器の病気です。精巣上体炎、精巣炎、精巣腫瘍、陰嚢水腫、精液瘤、精索軸捻転症などが考えられます。他の症状や尿の検査などを組み合わせるとおおよそ診断はつきます。
注意を要するのは「精巣癌」です。若い男性で痛みも何もなく、徐々に精巣が大きくなってきます。精巣癌は進行の早い病気です。通常、緊急に患側の精巣摘除を行う事になります。
「精索軸捻転症」も精巣壊死の原因になるため緊急手術を行います。発症後、6時間以内なら精巣を摘除せずに済むことが多いので、早めの受診が必要です。

(5)尿道から膿が出た

 性病による尿道炎である事も多く、その殆どの原因菌はクラミジアと淋菌です。特に淋病は一時下火になっていましたが、近年、抗生剤への耐性菌が多数出現しています。クラミジアと淋菌に対して望ましい抗生剤は異なるため、両者の区別が重要です。性病で前立腺炎や精巣上体炎を生じることもあります。

(6)EDだと思ったら

 少数の例外を除き、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの性機能改善薬が有効です。硝酸剤(ニトロ)内服の有無を確かめ、狭心症が負荷心電図で誘発されないことを確認してから処方します。EDについては、全額、自費診療となります。

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